広報活動

フォトコンテスト

第21回 みえの農村風景写真コンテスト入賞作品

 みえの農村にスポットをあてた写真を募集して、農業・農村に対する関心を高めていただき、さらに広報冊子、その他の広報資料にこの写真を活用する事を目的とした写真コンテス卜を実施しました。

 32点の力作が寄せられ、令和7年3月7日(金)に6名の審査委員による厳正な審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞2点、特別賞4点、伊勢新聞社賞1点が選ばれました。

最優秀賞

「お手伝い」 伊藤 孝司 (亀山市)

子ども達がはざかけを手伝う様子をとらえた作品。束ねた稲をたけかける柱は子ども達にとっては少し高かったでしょうか?体を目一杯伸ばしながら作業を手伝っている姿は見ている方も引きつけられ、つい応援したくなります。

優秀賞

「城が見守る農作業」 上杉 裕昭 (伊賀市東高倉)

手前は田植え機で田植えをする様子で奥はトラクターで田植え前に田んぼを耕しています。遠く美そびえる上野城をバックにお互いが向き合って農作業している瞬間をとらえることで、まるで城に見守られているかのような雰囲気を出しています。

「共同作業」 和田 瑠美 (鈴鹿市南若松付近)

老人には大変な苗を運ぶ作業を女の子達が手伝っていて、きっとおばあちゃん達も助かっていることでしょう。子どもでも役立てる関わり方があるのだと写真で伝えることで、若者の農業への関心が高まるといいですね。

特別賞

「がんばれちびっこ」 曽根 憲作 (伊勢市小俣町)

園児によるだいこんの収穫体験の一コマ。収穫したダイコンを運ぶ子やダイコンをひっぱって収穫しようとする子、仲間の様子を見守る子。子供たちが見せる様々な表情から、作業に熱中している様子が伝わってきます。

「わた雲」 茶山 昌子 (いなべ市大安町)

夏真っ盛りの自然の鮮やかさを表現した作品。鮮明な青空、白いわた雲の迫力、山や畑のみどりなどそれぞれが個性を強調しています。その中でも山の方向から走ってる貨物列車はよいアクセントになり、向かってくる列車があることで綿雲の迫力をより出しています。

「収穫」 中林和男 (伊勢市津村町)

コンバインで刈り取った稲を脱穀してわらを並べている様子。あえて顔ではなく後ろから撮影し、背中を見せることでより皆の職人感が出ています。また、後ろ斜めから撮影することできれいに並べられたわらの様子や列になって作業する様子がうまく伝わります。

「実りの秋」 板谷 一行 (度会町)

木にたくさん実った柿の実。空から照る日光が柿の実を輝かせ、より濃厚においしく見えます。バケツにあふれんばかりの柿の実が入っていて、収穫作業が順調にいっていることを感じさせてくれます。

伊勢新聞社賞

「マイウェイ」 中北 幸宏 (志摩市磯部町)

魚眼レンズで撮影したのでしょうか。広角でとらえることであたり一面に咲くひまわりの華やかが際立っています。山とひまわり畑の左右が盛り上がってみえることで女性が進むひまわり畑の道も実際よりもより奥行きを感じ、タイトルのマイウェイにふさわしい作品です。