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2007年(第9回)守ろう水・土・緑キャンペーン

水土里を知ろう みてつくって
 ワクワクドキドキふるさと新発見ツアー!! 開催
 国民の貴重な財産である農業・農村の大切さ、多面 的な役割を広く、一般にもアピールし、それを支える農業農村整備事業の理解を得るPR活動の一環として、平成20年3月29日(土)に三重県、伊勢新聞社後援のもと、第9回守ろう水・土・緑キャンペーン「水土里を知ろう みてつくって ワクワクドキドキふるさと新発見ツアー」を開催し、鈴鹿市内を主とした家族連れ14組38名が参加し、頭首工について学んだり、うどん作り・鬼まんじゅう作りを体験した。



鈴鹿用水第一頭首工
 鈴鹿用水第一頭首工では、管理している鈴鹿川沿岸土地改良区の安田事務局長より鈴鹿川の右岸から伊勢湾沿いに拡がる地域に米や野菜を作るのに必要な水を供給している頭首工の必要性や頭首工が出来るまでのため池や井戸を水源として利用していた時の苦労、さらに近年住宅や工場が建ち並び、水が汚れ、水量も減ってきている現状などの話を聞いた。
 参加者は、施設と渡された資料で確認しつつ、なかには熱心にメモを執っている人もいた。質疑応答では、どうして拡声器があるのとか、この川にはどれくらいの橋が架かっているのとか子どもたちの疑問に事務局長から分かりやすい説明を受け、その都度子どもたちは納得していた。
 その後、永井操作員の操作によりゲートを上げ、水が下流へ勢いよく、轟音(ごうおん)を轟(とどろ)かせながら流れる様子を見て、参加者は水しぶきを浴びながら歓声を上げていた。また、その様子を持参したカメラに収めている家族もいた。見学終了後、参加者は安田事務局長より頭首工を身近で見た感想を聞かれ、近くに住んでいてもこんな施設があるとは知らなかったとか、通勤時にいつも眺めていたが、こんな役目があるとは知らなかったなど農業にとって重要な施設であることを改めて認識していた。



うどん作り体験
 そして市内岸田町にある農村環境改善センターに場所を移し、地元で収穫された農産物の消費・利活用、地産地消を推進している農村女性グループ「Agriロマン鈴鹿」の方が調理した昼食を頂いた。その後、参加者は六班に分かれ、Agriロマン鈴鹿の方の協力指導のもと、四日市市産の小麦「アヤヒカリ」を使ったうどん作り・鬼まんじゅう作りを体験した。




鬼まんじゅう作り体験
 うどん作りでは、レシピとにらめっこしながら、小麦に塩水を徐々に加え、均等になるまで練り合わせ、しっかりなじむように足踏みをし、生地を作った。 特に足踏みでは子どもたちが嬉しそうに笑顔を振りまきながら生地を踏んでいた。こねたうどんの生地は、熟成させなければならないため各自家へのお土産となった。引き続き、鬼まんじゅう作りに移り、用意された材料をレシピのとおり混ぜ合わせ、生地の形を整え、蒸し器で蒸し、出来上がりのほかほかを試食した。そして事前に熟成させたうどんの生地の塊をめん棒で薄く伸ばし、包丁で細く切った。切った生地が太くなったり、細くなったりして、不満そうな顔をしている子もいた。その後切ったうどんの玉 をほぐし、茹で、冷水でしめ、つゆを付け試食した。参加者は自分たちで作ったうどんに皆が満足げだった。後片付け後、家族ごとに体験に対する感想を聞いたら、口々に自分で作ったうどんがおいしく、楽しかったと好評であった。


 集合場所に戻る車中で、事務局より子どもたちには竹細工とジクソーパズルが記念に配布され、手渡されるごとに歓声を上げ、早速開けようとしている子もいた。
 参加者にとって、親子のふれあう楽しみが満喫でき、さらに農業の大切さ、作る喜びを学んだ実りのある1日であった。
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